2006年11月26日日曜日

聖霊降臨後最終主日 「雪の便りを聞くたびに」





今年の冬は雪が遅く、札幌の初雪は11月11日だったと思います。こんなに遅いのは昭和36年以来44年ぶりだそうです。しかしどんなに初雪が遅くても、毎年11月に入ると北海道のあちこちから、雪の便りが聞かれます。そして雪の便りが聞かれるようになると、私たちキリスト信仰者は勿論のこと、世間一般の人たちもクリスマスの準備を始めます。

2006年11月19日日曜日

聖霊降臨後第24主日 「主のために気前よく」





今日の説教の主題としても取り上げましたが、気前のよい人とは、どんな人でしょう。それは自分のお金などを惜しみなく使って知人・友人に振舞う人のことだと思います。また、これは当たり前のことですが、気前がよいことには一つの条件があります。それは自分の持っている財産を使うことです。サラ金から借金をしたり、会社の金を横領したりして、振舞うのは気前がよいとはいいません。

2006年11月12日日曜日

聖霊降臨後第23主日 「真の交わりの交渉人」





主イエスキリストが処刑されるときに使われた十字架という道具は、現在はキリスト教会の存在とその信仰を表すシンボルマークになっています。しかし主イエスが処刑された時代では、十字架の処刑は最も非人間的で残虐な方法だったそうです。その十字架が、なぜキリスト教会のシンボルマークになったのか。それには様々な歴史的な背景があったと考えられます。

2006年11月5日日曜日

全聖徒の主日 「祈りがなくなれば」




四つの福音書を見ますと、主イエスキリストが行った奇跡について多くのことが記録されています。そして主イエスの奇跡は、沢山の人々を神の救いと恵みに導き、人々の悲しみを喜びに変え、苦しみを安らぎに変えていきました。ところが本日の箇所には、主イエスの奇跡に対する私たちの理解を覆すようなことが書かれています。