2006年8月27日日曜日

聖霊降臨後第12主日 「誤信との戦い」






日本は飽食の国、と言われています。確かに私たちは毎日、三回の食事を充分に満腹するほどに食べることができます。でもこの地球上には、現在でも充分に食べることの出来ない人がたくさんいます。その意味では、主イエスキリストがおられた時代のイスラエルの人々も貧く、充分に食べることが出来ませんでした。ですからこの貧しい人たちが、満腹する程に充分に食べることが出来たとしたら、それらの人たちは、どんな気分でしょうか。おそらく幸せ一杯の気分だろうと思います。

2006年8月20日日曜日

聖霊降臨後第11主日 「価なしに配られる」






先週、牧師たちの集まりである教職者会が行われました。その会合の雑談のとき、夏休みの話題が出ており、それぞれの牧師たちは、それぞれの都合に合わせて休息のときを持ったようです。それは普段の仕事を休んで休暇を取ることですので、一般の会社員と同じです。その一方で、ある若者が「俺は働いてないから、毎日、休みだ」と言っていたのを思い出しました。

2006年8月13日日曜日

聖霊降臨後第10主日 「神と仲間たちが支える」






キリストの福音を宣べ伝えることの難しさは、私たちがいつも経験するところです。でも何故、難しいのでしょうか。どこが難しいのでしょうか。私たちはこのことを何となく分かっているようで、実はよく分かっていないように思います。そしてキリストの福音を伝えるとき、どこが難しいのか。その答えを示したのが、先週の福音書に描かれている、ナザレの村の村人たちでした。

2006年8月6日日曜日

聖霊降臨後第9主日 「より正しく聞くため」





日本のクリスチャン人口は1%以下であり、極めて小さな集団です。しかしこの小さな集団でしかないキリスト教会では、その教会の責任を担う教職者の養成には、大きな力を注いでいます。また教職者の学問的レベルを支える日本のキリスト教神学は、世界のトップレベルにあると言われています。でもその一方で教職者を志願する若者たちが減っています。